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子供の自己治癒力について

小6の息子は親切である。
最近、夜、居間にいると、
「ふんであげようか。」といって背中や足を踏んでくれる。
以前は、「背中踏んで」と頼まないと踏んでくれなかったのに
最近は、親切だなぁ。

「おわっ、重っ。体重増えたんじゃないの?」
「えー、僕、クラスで一番軽いんだ。」
目下、体重が軽いことと、身長が低いことが悩みらしい。

「ふーん、ごはんいっぱい食べるのにねぇ。」
「これ以上体重が増えたら、踏んでもらえないなぁ。」
「じゃぁ、たたいてあげよう。」
と、ふくらはぎと、太ももをたたいてマッサージ。
「おー、気持ちいい。こういうのどこで習うの?」
「3年のとき、先生に教わった。筋肉ほぐすんだって。」
「ああ、体育の先生。」
「そう。」
「上手いなぁ。」

こういう才能は、あまり、
世間一般では評価の対象にならない気がする。

この人は、身長と体重には不満があるようだが
自己治癒力が高い。
疲れると、寝る。ごはんをいっぱい食べる。
お菓子は、あんまり食べない。薬もほとんど飲まない。


ごはんが好きなのである。
一番好きなものがごはんで、二番目が芋類という。
ごはんに何をのっけて食べるか、というのが大事らしく、
「ねぇ、納豆余ってるから、納豆食べて。」
などと言われると、
「今日は、納豆じゃない。」
と、怒るのだ。

よく観ていると、
納豆・しらす・キムチ・のり・などを、順番に
その日の気分に合わせて食べているようだ。
その日のおかずに合わせたりは、しないらしい。

気分に合わせるというのは、体調に合わせている、
ということなのだろう。
しらすばっかり食べているときもあれば、
納豆(発酵)・キムチ(発酵)をよく食べているときもある。
のり(海草)も好きなようだ。

食べ物で、体調を整えている様子。
こういう、自己体調調整能力の高さ、みたいなものも
あまり、一般に評価されない。

肉を食べる量も、それほど多くないし、
卵も一日一個以上は食べたくないそうです。
乳製品が苦手なので給食以外ではほぼ食べない。

本人には言わなかったのですが、
まぁ、成長が遅いのも、食の好みの結果かと。

「元気だからいいんじゃないの。」
と言っても、やっぱり不服らしい。


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「ふーん。」
by yoojie | 2012-10-01 10:01 | 子どもの話 | Comments(0)
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