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5歳の男の子からの質問


5歳の男の子から質問をされました。
「ねぇ、何歳なの?」
「え?何で年なんて聞くのさ?ん~、40歳。」
「僕のお父さんと一緒だ。」
「えっ。そうなの?」
「僕のお母さんが生きてたら、おんなじ年。」
「お父さんとお母さんはおんなじ年なの?」
「そう。」
「お母さんは死んじゃったの?」
「そう。」
「それで、お母さんの年を毎年数えてるの?」
「うん。」
「ふーん、お母さん、喜んでるね。きっと。」
「うん。?。」

はじめてあった子供で、一緒におやつを食べて、
半日一緒に遊んで、そろそろお別れかな、
というときに、ふいに質問されました。

子供から、時々結構重いぞこれは、という質問をされる。

おやつはちょっとしか食べなかったし、
遊んでいる時は、時々無茶をするな、
と思ってはいたのですね。

お母さんの年を数えているということは、
お父さんと一緒にお母さんの誕生日に
ローソクを立ててケーキを食べているということなのだと思うのです。
そして、多分、お母さんの記憶がないので
年齢に固執しているのかと。

私の答えはこれで良かったかな?
彼は、大人が自分をかわいそうと思うかどうかを確認しているのかもしれない。
お母さんがいない、というのが
大人の感情を揺さぶるための武器にならないことを祈る。
一番しんどいことは、一人で乗り越えないといけないということを
誰も助けることができないのだということを
小さい年齢で知る、というのはとてもきつい。

食べる量が少ない、というのは
食事量の個人差もあるけれど
生きる力が乏しい、ということもあるのだと思うのです。
たくさん食べれるようになることを
ぐっすりと眠れるようになることを、心から祈る。
















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by yoojie | 2013-10-22 17:32 | 子どもの話 | Comments(0)
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